ネットとお歳暮

 最近はデパートだけでなく、ネットを介してお歳暮を贈るケースが増えています。ECサイトにはお歳暮特集が組まれており、それらのサイトを利用して購入すれば、様々な特典を得たり、スムーズに準備を済ませることが出来たりします。2015年の時点で既に20%の人がECサイトを通じてお歳暮を購入していますから、今後は益々ネットを通じたお歳暮文化が開化していくことでしょう。サイト運営者もそうした見通しを持っているのか、積極的に自社のECサイトのメリットを宣伝しています。多くは24時間営業、ポイント制度、全国の物品(品揃え)等を売りにしており、最近では大手の百貨店も、ネット上で販売し始めています。

 ECサイトの場合、お歳暮商戦は早くから始まることになります。お歳暮を贈るのは師走の中旬頃ですが、それより1か月も前からサイトで予約購入できる仕組みを構築しています。つまり11月に入ると予約を受け付けているわけですが、予約が早ければ早いほど、購入者が得をする価格設定が一般的です。お店によっては10月から受け付けているところまであり、消費者の選択肢は年々増加しています。ECサイトで販売されている物は多種多様ですが、中でも人気を博しているのが海産物でしょう。冬の時期に当たりますから、カニやフグは定番となっています。また、ハムやビールも相変わらず定番としてよく購入されており、種類も豊富に用意されています。

 若い人の中には洋菓子やご当地食品を選択する人も多く、今後は商品の傾向が変わる可能性もあります。ECサイトの例として挙げたいのが、インスタグラムのショッピング機能です。若者が上手に使うイメージのあるインスタグラムですが、お歳暮という伝統と結びついているのは面白いと思います。