師走の中旬までに贈れなかった場合

お歳暮は、地域差はあるものの、クリスマスまでに贈れなかったら、時機を外してしまうことになります。ですから、万一贈り忘れた場合、お歳暮という名目で贈るのは避けましょう。また、相手のお歳暮に対する返礼として贈り返すこともあるでしょう。その場合も同様に、お歳暮という名目を使用することはできません。ではどのようにすれば良いのでしょうか。基本的には、「お年賀」「寒中お見舞い」といった名目で贈ることになります。お年賀とは、年が明けてから贈る物を指します。但し、お年賀は正月7日までを意味しますから、7日を過ぎてしまったら使用することが出来ません。その場合は、寒中見舞いという表現を用います。この表現であれば、立春(2月4日)まで使うことが出来ます。

 さて、贈り先が喪中だった場合はどうしたらよいのでしょうか。喪中という事実を知らなければ止むを得ませんが、知っている時は、「お年賀」として贈るのは禁物です。お年賀が過ぎた後も、いわゆる四十九日の間は避けた方が無難でしょう。正月前後はやはり祝いを連想しますから、喪中にある人に対して失礼に当たるからです。

 お歳暮は基本的に毎年贈るものですから、何らかの理由でそれが叶わない場合、つまり1回きりの贈呈である場合は、お歳暮という名目で贈るわけにはいきません。普通に「御礼品」として贈るのが一般的です。また、1万円を超える物品は贈らないようにしましょう。相手にもよりますが、気を遣わせることになります。渡し方には特に決まりがありませんが、できれば持参したいところです。遠方に住んでいる時、或いは病気に罹っている時は、郵送で対応しても構いません。